合金設計支援システム
アルミニウム合金の特性(硬さ,靭性,耐熱性etc.)は,各種の添 加元素や加工条件によって大きく左右されます.このため,新しい合 金の開発を効率的に行うためには,過去の合金開発で得られた実験 データを有効に活用する仕組みが待望されていますが,技術者の暗黙 知に依存する部分が大きい現状にあります. そこで本研究では,実験データを基に,自己組織化やクラスタリン グの手法を駆使して知識をマイニングすることで,新しい合金開発に 有用な知識を取りだす,ナレッジマネジメントシステムを構築してい ます.なお,提案システムを用いて,産学連携の実験により,実際に いままでにない特性のアルミニウム合金の開発に成功しています. |